伊勢山皇大神宮へのお宮参り!神社の歴史や基本情報について解説
神奈川県横浜市にある伊勢山皇大神宮は「関東のお伊勢さま」と親しまれており、お宮参りを受け付けている神社です。横浜近郊在住の方は、伊勢山皇大神宮でお宮参りをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、伊勢山皇大神宮の歴史やお宮参りの基本情報を紹介します。伊勢山皇大神宮でのお宮参りの流れや注意点なども詳しく解説します。
目次
1.伊勢山皇大神宮の歴史・由緒
伊勢山皇大神宮は神奈川県横浜市西区にある神社です。横浜総鎮守および神奈川県宗社であり、「関東のお伊勢さま」「汽笛の聞こえるお伊勢さま」として有名です。伊勢神宮の内宮と同じく、神々の世界・高天原(たかまのはら)を統治する女神、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)を御祭神としています。当時の県知事が「急速な近代化の流れの中でも、日本の国柄を失わないために天照皇大神を祀る」という理由から、明治3年に港を見下ろす丘の上に伊勢山皇大神宮を創建しました。八百万の神々の中でも最高神とされる天照皇大神のご神徳から、お宮参りをはじめ、七五三参りや安産祈願などのために県内外から多くの人々が訪れます。
2.伊勢山皇大神宮のお宮参り情報
伊勢山皇大神宮でのお宮参りを検討しているなら、あらかじめお宮参りに関する基本情報が知りたいことでしょう。ここからは、伊勢山皇大神宮のお宮参り情報について解説します。
2-1.ご祈祷予約
初宮参りや七五三参りなどのお祝い事のときは、ご神前で祈祷が行われます。ご祈祷は原則当日受付で、事前に予約する必要はありません。ただし、特別祈祷を希望する場合は、予約が必要となります。伊勢山皇大神宮でのご祈祷の予約は社務所窓口での受付のみで、電話やオンラインで予約することはできません。祭典の都合によっては、受付してもらえないことがあるので注意が必要です。
2-2.ご祈祷受付時間
ご祈祷の受付時間は、午前9時〜午後4時30分までとなります。ただし、状況によっては、受付時間が変更となる可能性も少なくありません。そのため、お宮参りに行く際は公式サイトで最新情報を調べたり、窓口に電話するなどして事前に確認することをおすすめします。
2-3.初穂料
初穂料(はつほりょう)とは、ご祈祷やお祓いをお願いする際に神社へ納めるお金のことです。伊勢山皇大神宮の初穂料は1万円、2万円、3万円に分かれており、初穂料によって祈祷内容や当日にもらえる記念品が異なります。初穂料が1万円の場合は祈祷神礼・お守り・記念品で、初穂料が2万円の場合は祈祷神礼・お守り・特別記念品が付いてきます。
特別祈祷は予約が必要
予約が必要となる特別祈祷の場合は初穂料が3万円で、神楽奉納・祈願神札・お守り・特別記念品付きです。特別祈祷では、お神楽(巫女舞)を大神様に奉納してくれます。記念品と特別記念品の違いですが、記念品はお食い初めセット、特別記念品ではお食い初めセットに加えて犬張子とでんでん太鼓がもらえます。
2-4.ご祈祷の所要時間
ご祈祷の所要時間は15分程度が目安だと考えておきましょう。儀式殿祈祷(巫女舞付)の場合は、20分程度かかります。この時間はご祈祷の所要時間であり、待ち時間などは含まれていません。待ち時間なども含めて、15〜20分よりも多めに時間がかかると見積もっておきましょう。なお、ご祈祷は当日の混み具合や状況にもよりますが、他の家族と一緒に行われる場合があります。
2-5.お宮参りに役立つ設備
伊勢山皇大神宮には、授乳室やおむつ交換台といった設備が整っています。受付前の待機スペースにはベビーベッドもあり、ご祈祷前におむつ交換を済ませることも可能です。しかしミルク用のお湯は用意されていないので、自分たちで持参する必要があります。
2-6.アクセス・駐車場
伊勢山皇大神宮へのアクセスは、車、電車または市営バスのいずれかを利用します。
車の場合
車を使う場合は、首都高速横羽線みなとみらいランプより約5分、東名高速・保土ヶ谷バイパス・横浜横須賀道路の狩場インターから高速3号阪東橋ランプより約7分です。参拝者が利用できる無料の神社駐車場は、24台まで駐車できます。
電車の場合
電車を利用する場合は、JR線・市営地下鉄線桜木町駅より徒歩約10分です。また京浜急行の日ノ出駅からは徒歩約10分、みなとみらい線みなとみらい駅からは徒歩約15分です。
バスの場合
市営バスを使う場合は、紅葉坂バス停または戸部1丁目バス停より徒歩約5分です。
駅やバス停から少し歩くことになるので、お宮参りに行く方の多くは車で訪れます。
2-7.写真撮影
お宮参りではご祈祷だけでなく、写真撮影をする家族も少なくありません。家族だけで写真撮影する方もいますが、フォトスタジオでの撮影やカメラマン同伴でお宮参りの様子を撮影する場合もあります。伊勢山皇大神宮の近くにあるフォトスタジオを予約しておくと、お宮参り当日もスムーズに進められます。フォトスタジオは掛け着をレンタルできたり、アルバム作成をお願いできるなど、さまざまなサービスを利用できるのがメリットです。
神殿内やご祈祷中の撮影はNG
お宮参りのご祈祷に申し込む際は商業カメラマンの同伴が許可されているものの、神殿内やご祈祷中の撮影は許されていないので注意が必要です。プロカメラマンにお願いして記念撮影する場合は、あらかじめ社務所に声かけしておきましょう。
3.伊勢山皇大神宮のお宮参りの流れ
ご祈祷申し込み
伊勢山皇大神宮にお宮参りする際の基本的な流れですが、まずは社務所の窓口にてご祈祷の受付を行います。ご祈祷の申込用紙に記入し、用紙とともに初穂料も渡します。申込用紙の書き方が分からない場合は、近くにいる神職の方に聞きながら記入しましょう。
時間まで待機
申込みが完了するとご祈祷の時間と場所が伝えられるので、時間になるまで境内で待機します。待ち時間を利用して、家族写真を撮ったり待合いスペースで休むことが可能です。
ご祈祷
時間になるとご祈祷を受ける方への案内や声かけがあるので安心してください。
記念品受け取り
ご祈祷が終わったら、受付で記念品を受け取り終了です。
4.伊勢山皇大神宮でお宮参りをするときの注意点
駐車場が満車になることも
伊勢山皇大神宮でお宮参りをする場合、いくつかの注意点があります。伊勢山皇大神宮には県内外から多くの人が訪れるので、駐車場が満車となる可能性が考えられます。特に七五三などの混雑しやすいシーズンは、駐車場の確保に注意しましょう。時期や時間帯によっては駐車待ちの長い行列ができることもあり、駐車場が満車でご祈祷の受付に間に合わない可能性も考えられます。神社駐車場が満車の場合は、近隣の有料パーキングに駐車しなければいけません。トラブルを避けるためにも、お宮参りに行く際は早めの行動を心がけましょう。
カメラマンは外部の駐車場の利用を
またお宮参りにプロのカメラマンを同伴する場合、神社の駐車場は使用できない旨を伝えておいてください。カメラマンは、近隣にある外部コインパーキングなどを利用する必要があるので注意しましょう。
5.お宮参りで家族の特別な思い出をつくろう
お宮参りは赤ちゃんの一生に一度のお祝い事なので、事前にしっかり準備しておきましょう。大切な一瞬を写真に残すために、プロのカメラマンに写真撮影をお願いすることをおすすめします。フォトスタジオメゾンを利用すれば、プロの手でお宮参りの最高の瞬間を撮影できます。伊勢山皇大神宮近くのフォトスタジオなので、小さいお子さん連れのお宮参りにも便利です。フォトスタジオメゾンでは衣装レンタルもあり、お宮参りの掛け着だけでなく、お母様の訪問着やお父様の紋付袴、ご兄弟・ご姉妹の着物などが豊富に揃っています。伊勢山皇大神宮でのお宮参りを考えている方は、ぜひ一度フォトスタジオメゾンに問い合わせてみてください。
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