【神奈川県川崎市】稲毛神社とは?お宮参りに役立つ情報を紹介!
神奈川県にある稲毛神社は川崎市で最も歴史があるといわれており、多くの人々に親しまれている神社です。近隣の方ならば、昔から親しんできたこちらの神社でお宮参りを検討している方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、稲毛神社でお宮参りを検討している方に役立つ情報や神社のご由緒などについて解説していきます。
目次
1.稲毛神社の概要
稲毛神社はいつ頃建てられて、どのような神社なのでしょうか。こちらでは、稲毛神社の概要についてご紹介します。
1-1.ご由緒
由緒正しき神社
稲毛神社のご由緒については、一部不確かな点があります。例えば、創建の年代は不明ですが、ご神木の樹齢が千年ほどと推定されており、社伝によると武神・武甕槌神(たけみかづちのかみ)をまつり、天皇軍の戦勝を祈る社として建てられたとされています。また、第十二代景行天皇が東国御巡遊の際に、稲毛神社で賊難を避けたといわれていますし、第二十九代欽明天皇が新たに経津主神(ふつぬしのかみ)、菊理媛神(くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)をまつり、それ以降長く勅願所であったと伝えられているなど、諸説を見れば由緒正しい神社であることがうかがえるでしょう。
明治中期に稲毛神社の名が定着
当初はご祭神の名前をそのままとって武甕槌宮と称していましたが、平安時代末期にこの地を領有した河崎基家が山王権現を勧請し、それ以降は河崎山王社、堀之内山王権現などと呼ばれるようになりました。そして、明治中期になって現在の稲毛神社の名称が定着しています。
1-2.ご神祭
稲毛神社の主祭神は、国譲りの交渉のために高天原から地上に降りて大任を果たした武勇の神である武甕槌神です。また、その際に随行したとされている経津主神の他、菊理媛神、神話でよく知られる伊弉諾神、伊弉冉神も含まれます。
1-3.ご神徳
稲毛神社のご神徳は、さまざまな凶事に打ち勝つ「勝」と、争わずに関係を取り持つ「和」とされています。
武甕槌神・経津主神は人生の試練や困難に勝ち、病気に打ち勝つ力を与え、菊理媛神、伊弉諾神・伊弉冉神は和の心を与えるといわれています。
1-4.祭事
稲毛神社では、年間を通じて多くの祭事が行われており、常ににぎわっている状態です。
一月の元旦祭や初詣はもちろんのこと、6月と12月には知らずに触れた罪穢れを祓う大祓式が行われます。また、8月には例大祭(川崎山王まつり)、11月には酉の市が行われ多くの人が神社を訪れます。
2.稲毛神社の基本情報
実際にお宮参りに行く際に、申し込みの連絡を入れたり駐車場を探したりする必要があります。以下に、稲毛神社の住所や連絡先、駐車場などの基本情報をご紹介します。なお、一部変更になる可能性もありますので、最新情報は公式サイト(稲毛神社公式サイト)などで確認するようにしましょう。
2-1.住所
稲毛神社の郵便番号と住所は、以下の通りです。
郵便番号:210-0004
住所:神奈川県川崎市川崎区宮本町7-7
国道15号線沿いにあるので、自家用車でも徒歩でも見つけやすい立地となっています。
2-2.電話番号・連絡先
稲毛神社の連絡先は、電話番号が044-222-4554、FAX番号は044-245-2003です。
受付時間は9~17時となっており、時間外は電話がつながらない可能性もありますので注意しましょう。
2-3.交通アクセス
稲毛神社への交通アクセスは、電車、バス、自家用車などがあります。
電車の場合、JR・京急「川崎駅」から徒歩で約7~15分程度かかります。バスの場合は宮前バス停からは徒歩で約2分、川崎競馬場前バス停および市役所前バス停からならば徒歩約3分で行くことが可能です。
また、立地が国道15号線沿いで駐車場もあるため、自家用車を利用するのも便利です。
2-4.駐車場
稲毛神社は無料で利用できる駐車場があります。普通車5台分なので混雑しているときには満車になっている可能性もあります。お参りやご祈祷の間のみ駐車可能となっているため回転は速いです。
駐車場は神社内で、国道15号線沿いに車両進入口の立て看板があるので、見落とさないようにしましょう。看板がある入口から駐車場に入り、適宜空いているところに停めればよく、受付等の必要はありません。駐車場の場所が分からない場合には、社務所に確認すると詳しく案内してもらえます。
3.稲毛神社にお宮参りに行くとき役立つ情報
お宮参りの際は、どれくらい包んでいけばよいのか、受付やご祈祷にかかる時間はどれくらいかなど、気になることがたくさんあります。こちらでは、お宮参りの際に役立つ情報をご紹介します。
3-1.初穂料
神様にお供えする初穂料は、基本的には個人の気持ちなので自由に包むことができます。ただ、分かりやすくするために、稲毛神社では「松式」「竹式」「梅式」の3つに分けて設定されていますので、自分の予算や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
松式を選ぶなら2万円以上、竹式ならば1万円以上、梅式では5000円以上を祝儀袋に包み、初穂料と書いて稲毛神社に納めます。
3-2.ご祈祷受付時間
稲毛神社で行われる各種ご祈祷は基本的に事前予約の必要はありません。都合の良い日時に社務所で受付をすればご祈祷を受けることが可能です。稲毛神社のご祈祷受付時間は午前9時~午後17時ですので、この時間帯に受付を済ませれば問題ありません。ただし、日中に都合がつかない場合には、前もって予約をすれば夜間のご祈祷である「宵祈祷」を受けることも可能です。この場合は予約が必要となりますが、受付が午後17時~20時30分ですので早めに問い合わせをしておきましょう。
3-3.ご祈祷所要時間
一般的なご祈祷所要時間の目安は15~20分程度ですが、これはあくまでも目安であり混雑状況やご祈祷の内容によっても異なりますので、余裕を持ったスケジュール管理をしておきましょう。
3-4.ご祈祷スタイル
稲毛神社のご祈祷スタイルは、個別ではなく基本的に同じタイミングで申し込みをした人全員一緒に行われるスタイルです。待合室はありますが、受付時間が近い家族を同時にご祈祷するため、ある程度待ち時間がかかることを想定して準備をしておきましょう。
3-5.授与品
ご祈祷の後で稲毛神社から贈られる授与品は、初穂料によって内容が異なります。一例としてお札やお守り、お食い初め用の子供茶碗などがあります。
4.稲毛神社にお宮参りに行く際の注意点
お宮参りに行く際に、スムーズにご祈祷を受けて撮影をするためにいくつか注意点があります。
まず、稲毛神社は時期によって多くの参拝者が集中するため、タイミングの見極めが重要です。混雑する時間帯や季節がバラバラですので、予約する際に前もって混雑状況を確認すると良いでしょう。
混雑を避けたいなら平日
日や時期によっては、ご祈祷を希望する人が予想外に増えることもありますので、想定よりも多くの参拝者がいる場合に備えて、子どもが快適に過ごせるような工夫も必要です。基本的に平日はすいていることが多いので、スムーズにご祈祷を受けたいなら、予定を調整して平日に予約をするのも良いでしょう。
5.稲毛神社でのお宮参りを写真に残そう!
お宮参りは親にとっても子供にとっても、一生に一度の重要なイベントです。スタジオで撮影をするのももちろん良い思い出になりますが、出張撮影のサービスを利用すればお気に入りの場所でプロの手による美しい形で、思い出を残すことができるでしょう。スタジオで衣装をレンタルできるサービスもありますし、スタジオで撮影した後に外出して追加で写真を撮ることができるところもあります。
神社から近いスタジオが便利
お宮参りに行く神社とスタジオが近い場合、スタジオ内でも神社でも記念撮影ができて便利なのでおすすめです。出張撮影サービスを利用すると、単にドレスアップした姿だけでなく、お宮参りの雰囲気が伝わる写真を撮れる点も大きな魅力と言えるでしょう。
6.広く親しまれている稲毛神社!お宮参りで素敵な一日にしよう
このように、稲毛神社は神奈川県内でも歴史ある神社であり、国道沿いということもあってアクセスもしやすく、お宮参りにおすすめです。お宮参りは子どもにとっても一生に一度のイベントですので、写真撮影をすると良い記念になるでしょう。
フォトスタジオメゾンで写真を撮ろう!
フォトスタジオメゾンでは、スタジオ撮影だけでなく出張撮影サービスを提供しており、川崎店は稲毛神社まで徒歩約1分と距離的にも近く便利です。
前もってご連絡をいただければ、稲毛神社でお宮参りをする際に出張してご家族の記念すべき日を撮影しますので、お宮参りの際はぜひお問い合わせください。
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