稲毛神社の特徴とは?七五三でよくある質問やアクセス情報を解説
古い歴史を持つ稲毛神社は、御神木である大銀杏の樹齢が1,000年と推定されています。安産祈願で有名な神社ですが、七五三詣の受付も行われています。今回は、稲毛神社の特徴を紹介します。稲毛神社の七五三詣でよくある質問やアクセス情報なども解説していきますので、稲毛神社の利用を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
1.稲毛神社ってどんなところ?
神奈川県川崎市にある稲毛神社は、全国的に有名な神社の一つです。では、稲毛神社は、どのような特徴を持つ神社なのでしょう。ここからは、神社の概要や開催される行事、お祭りなどについて解説します。
1-1.稲毛神社の概要
稲毛神社が創建された時代は明確になっていないものの、御神木大銀杏の樹齢が1,000年と推定されており、当地の古社であるとされています。東国に争乱が激しかった時代に武神・武甕槌神(たけみかづちのかみ)をまつり、天王軍の勝利を祈願する社として建てられたといわれています。
御祭神
御祭神の御名は「武甕槌宮」と呼ばれていましたが、平安時代の末期には「河崎山王社」「堀之内山王権現」「五社山王」「三社宮」などと呼ばれるようになり、社名が変化していきました。その後も「川崎大神稲毛神社」や「川崎大神宮」と呼ばれる時代があったものの、明治時代中期頃に「稲毛神社」に定着しました。稲毛神社の主祭神は武甕槌神で、配神は経津主神 (ふつぬしのかみ)や菊理媛神 (くくりひめのかみ)などです。
ご神徳
稲毛神社のご神徳は「勝」と「和」で、川崎の守神として市民に長く親しまれています。
1-2.開催される行事やお祭り
稲毛神社は1年を通して、さまざまな行事やお祭りで賑わっています。1月の初詣から始まり、2月の節分祭り、6月と12月の大祓式などがあります。特に8月に開催される「川崎山王祭」は有名で、東海道名物の一つに数えられています。前夜祭を含めて1週間程度の期間で開催。川崎山王祭中は境内に数多くの出店があり、神楽殿は神楽や奉納演芸で華やかな雰囲気に包まれます。行事やお祭りの日程は新型コロナウイルスの感染状況によって変更されることがあるため、参加を検討する際は事前に日程などを確認しておきましょう。
2.稲毛神社の七五三詣でよくある質問
稲毛神社で七五三詣をする際、「初穂料はいくらかかる?」「ご祈祷可能な時間は?」などさまざまな点が気になるでしょう。ここからは、稲毛神社の七五三詣でよくある質問について解説していきます。
2-1.初穂料はいくらかかる?
初穂料とは、七五三などのご祈祷を依頼する際に、神社に謝礼として納めるお金のことです。神社に納める場合、財布から現金をそのまま渡すのはマナーとして相応しくありません。あらかじめのし袋や白い封筒にお金を入れて、渡すお金を準備しておきましょう。七五三やお宮参りといった神社でのご祈祷は「何度あっても嬉しいこと」なので、紅白の蝶々結びが選ばれます。稲毛神社の初穂料は松式2万円以上、竹式1万円以上、梅式5,000円以上の3パターンに分かれています。
お札のマナー
初穂料に入れる現金は、必ずしも新札を使う必要はありません。しかしあまりにシワシワのお札や汚いお札を入れるのは、マナー違反です。なるべくきれいなお札を準備しましょう。
のし袋
用意するのし袋は、金額によって使い分けるのがおすすめです。初穂料が1万円以下の場合は、コンビニや100円ショップなどで購入できる印刷されたもので問題ありません。1万円以上の金額になる場合は、水引のかかったものを用意しましょう。
表書き
初穂料を入れるのし袋・封筒には、表書きが必要です。名前は保護者ではなく、ご祈祷を受ける人の名前を書いてください。水引より上の部分に「御初穂料」と書き、下段には名前を記載します。のし袋を使用する場合は、「中袋」と呼ばれるのし袋よりやや小さめの白い封筒が中に入っています。
中袋
お金は中袋に入れて、表面の中央に「金○円」と大きめの文字で金額を書きましょう。金額は漢数字ではなく、大字を用いてください。例えば、1万円であれば、「金 壱萬円」と書きます。裏面の左側には、小さめの文字で自分の住所と氏名を記載します。お金を中袋に入れる場合は、のりを使わずにそのままのし袋の中に入れて大丈夫です。
中袋がないのし袋や白い封筒を使用するなら、封筒の裏に金額と住所、氏名を書いてください。封筒の左下に右側から金額、住所、氏名となるように記載します。のし袋や封筒に書く文字は、筆もしくは筆ペンを使いましょう。
2-2.ご祈祷可能な時間は?
稲毛神社のご祈祷可能な時間帯は、午前9時〜午後5時までの間です。日中に七五三詣をする場合は、予約の必要はありません。本殿の右側に社務所があるので、都合の良い日に行って直接受付してください。
2-3.ご祈祷にかかる時間は?
ご祈祷にかかる時間は、15〜30分程度です。その日の混み具合によって、祈祷時間は多少前後するので注意が必要です。ご祈祷は個別ではなく、他の人と一緒に行われます。複数でご祈祷する場合も、基本的にはかかる時間は同じです。ご祈祷中の撮影は禁止されており、ご祈祷が終わればすぐに社殿から退出しなければいけません。なお、他の参拝客に迷惑がかからない範囲であれば、境内での撮影は可能です。社務所1階の待合いスペースには、授乳室も用意されています。ご祈祷にかかる時間はそれ程長い訳ではありませんが、予約のために早く神社に行くなら授乳室があると重宝するでしょう。
3.稲毛神社のアクセス情報
稲毛神社に行く際は、電車、バス、車を利用することができます。
3-1.電車の場合
JR・京急「川崎駅」から徒歩で約7~15分程度かかります。
3-2.バスの場合
バスの場合は宮前バス停からは徒歩で約2分、川崎競馬場前バス停および市役所前バス停からならば徒歩約3分で行くことが可能です。
3-3.車の場合
車の場合は駐車場も用意されています。国道15号線沿いに車両進入口の看板が出ており、駐車場はご祈祷時のみ利用することが可能です。ただ、稲毛神社の駐車場には5台までしか停められないため、空き状況はあらかじめ確認しておくのが無難です。稲毛神社の駐車場に停められなかった時のことを考えて、近くの有料駐車場の位置もチェックしておきましょう。
4.稲毛神社で記念撮影するときは徒歩1分のフォトスタジオメゾンへ
稲毛神社は、長い歴史を感じさせる由緒ある神社です。落ち着いた雰囲気で七五三詣をしたいなら、選択肢の一つとしておすすめです。稲毛神社で七五三詣の記念撮影をする際は、「フォトスタジオメゾン川崎店」を利用してみてはいかがでしょうか。稲毛神社から徒歩1分程度の場所にあるので非常に便利です。スタジオ撮影に加え、稲毛神社境内でのロケ―ションフォトにも対応可能なので、大切な七五三記念の写真を余すことなく撮影してもらえます。七五三の衣装も100着以上あるので、お子さんにぴったりの衣装で最高の写真を残せるでしょう。